Pierre Simon22年前に大阪箕面市の、ヴァイオリンハウス前田の前田興一郎氏より購入。毛は切ってあります。ピエールシモンのオールドフレンチボウ。鑑定書なし。弓の先がシモン特徴的に表れているデザインです。アンティークの高級弓で、これからも値は上がると思います。父がマルケッティのヴァイオリンと共に使用していた物です。弦にずっしり当たり、響きのある、スケールの大きい音がします。ヴァイオリンと弓に詳しくこの弓の良さを分かる上級者向けの弓、大切に使ってくださる方、お求めやすい価格かと思います。ピエール・シモンは1838年まで故郷のミルクールにて修行し働いた後、パリへ移りD.ぺカットの工房へ入った。彼の作品に於けるぺカットの影響は大きいが、1840年にはヴィヨームの工房へ移り、1844年までの期間にピクチャ―・ボウなどの多種に渡る多くの優れた弓を製作した。1848年にぺカットがミルクールへ戻ると、残されたパリの工房をシモンが引き継ぎ、ヴィヨームやガン兄弟向けに弓の納品を継続した。